【ハヤカワ五味】10代で起業し「胸の谷間問題」から女性を解放

2018/6/21
谷間がないのも魅力だ
大きくて谷間のある胸こそ美しい──。
日本の女性下着は長らく、そんな“男性目線”に過剰適応して作られてきた。
たとえば、ある大手の下着メーカーのAカップ向けのレーベルは、「胸が小さい人でも谷間ができる」と、高々とうたっている。だが、モデルの胸元にはシワのような線がうっすらとあるだけだ。
こうした男性目線の女性下着やファッションに、「NO」を突きつけ、女性一人ひとりが自分の身体を誇れるファッションを提起する女性がいる。胸の小さな人向けの下着ブランド「feast」を運営する株式会社ウツワの代表取締役、ハヤカワ五味氏だ。
「胸の小さい人が無理に谷間を作ろうとしても、できるのは影だけ。それでも谷間にこだわり続けなくてはならないのは残酷です。胸の小さな人にはその人なりの魅力があるはずで、谷間にこだわらなくてもいいと思います」
ハヤカワ五味/株式会社ウツワ代表取締役。1995年、東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。高校時代から創作活動を始め、2015年に株式会社ウツワを興し、代表取締役に就任。シンデレラバスト向けランジェリーブランド feast や、細身のワンピースブランド ダブルチャカ を運営している。
「盛る」だけがブラではない
4年前に、「feast」をリリースしたところ、即日完売となり、小さい胸を肯定的に表す「シンデレラバスト」というハヤカワ氏の造語がネットメディアやテレビでも話題になった。