日本サッカー永遠の課題「個の力不足」は解消できるのか?
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遂に、待ちに待ったW杯初戦!
実力的に劣る日本が決勝トーナメント進出するには、何としても初戦に勝って、短期決戦で重要な勢いに乗る必要がある。内容は二の次、とにかく勝利を!
メキシコやアイスランドなどの健闘を見てもわかるが、「激しい堅守」はマスト。それに加え、「縦に速い鋭いカウンター」が、モダンフットボールでは必須。
横パスばかりの日本の悪しき蟹さんサッカーは通用しない。縦への強い意思を持ったパスで、日本代表にスイッチを入れるのは、司令塔・柴崎岳!
彼からの縦パスと香川真司のプレーは相性が良いので、日本躍進に欠かせない香川の復活を!香川と乾の「翼・岬コンビ」が、気負いすぎずセレッソ時代の遊び心を思い出し、相手が読みにくい変化のリズムに富んだ(そうでないと、蟹さんサッカーは守りやすい…)コンビネーション披露に期待!
そして、スーパーサブには、ここぞの一発を持つ本田圭佑に期待!本田圭佑を本田圭佑たらしめたのは、大一番で点を決めてきたから。人生を通して逆境を跳ね除けてきた、日本人離れした強靭な精神力で、虎の子の一点を!
Go Japan !
頑張れ日本!「個の力が足りない」は数ある問題の一つだと思います。
フィジカルの弱さの説も、ラグビーでエディージャパンが覆してくれました。
ただ、いくらなんでも世界最高峰の選手の出現を求めるのはかなり難しいと思います。
もちろん個の力の向上は重要ですし、下の世代の育成からそこは積み上げていかなければいけないと思うのですが、個人的にもっと重要だと思うのは指導者・監督の育成です。
自分も含め大いに反省するところなのですが、勝ち負けを個の力やモチベーションにフォーカスして語ることが多く、戦術に関する話がフォーメーションがどうだとか、もう少し突っ込んでもせいぜい選手のタイプがどうだ、というところまでになってしまっています。
そこまで突っ込んで話せる(言語化できる)人がまだ少ないですし、現場にいる監督・指導者の中にもまだまだあまり出てきていないところかと思います。
だからこそ、「自分たちのサッカー」という世迷い言を発せられるのであって。
対戦競技なので、そこに相手が出てこないのは不思議な事です。
突出した個がいなくても、相手の弱点を的確に突けば戦える、逆に突出した個があっても、チームとしてハメられると機能しない、というのは開催中のワールドカップの試合を見ててもいくつも例がありました。
まずは戦術面で優位を取れるようになること、結果としてハイレベルなサッカーをしている中で、突出した個が現れ始めて、その融合によりさらにレベルアップする、というのが思い描いている理想です。
壁は大きいとは思いますが…。「個の力」でフィジカルばかりが取り上げられますが、この力の要素はそれだけではありません。当然大事な要素ですし、もっと伸ばさないといけない。しかし、
「プレッシャーがかかる中で、素早く正確に判断すること」
が現時点で最も足りていない事ではないでしょうか?イニエスタやブスケツがピッチのど真ん中にいて、四方八方敵に囲まれていても、全く動じることなくボールを捌くことができるのは、まさにこの技術が優れているから。技術的やフィジカル的に同じレベルの選手は日本にいるはずです。しかし、メンタル的にそこに到達してる人は残念ながら、いないと思います。
日本のプレーが遅く感じるのは「判断と決断」が遅いからです。判断には「経験」が必要で、決断には「自信」が必要です。「自分の頭で考えて」常にチャレンジして失敗して、ここまで出来るというラインを知ること、と同時にそのラインを押し上げるという事が必要です。そのチャレンジが少ないのではないかなと試合を見ていて思います。