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心の中では「面白い」と思っているのですが、あえて逆の意見を。最近は個性化がキーワードになっていて、その地域の特性に合ったものをというトレンドですが、果たして県立大学の役割とは何でしょうか。

県の税金を投入しているのですから、ひとつには県民への教育機会の提供です。学びたいけど私立や県外に行けるほどの経済的余裕がない人にも学べる環境を作る。

もうひとつは地元産業の発展に寄与する人材の育成です。若者が県内にとどまり地域で働くことによって、地域が活性化する。だからこそ地元のニーズに沿った分野であることが大切です。

つまり県内の高校生と企業、どちらのニーズにも沿ったものである事が県立大学として行う意義と言えます。

そうした視点で今回の恐竜学部を俯瞰すると①福井県内の高校生は恐竜(考古学)に強い関心があるのかどうか②福井県内の企業で恐竜学部を卒業した学生の受け皿となる企業が充分にあるのかどうかという点が気になります。

日本の大学は国公立と私立で学費の差が大きいので、県立大学で定員割れすることはないですが、これを私立大学がやっていたら、全く異なる評価になっただろうなと想像します。
就職できるかどうかを真っ先に心配するコメントが出ていてなんというか悲しくなる。そんなこと言ったら理学や文学の多くが名前からして就職できないということになる。でも現実はそうではないでしょう?一見すると日常生活とはかけ離れた学問を体系的に深く学ぶことによって、実利という表層に囚われない人間を育むのが大学の本来の役割。それが出来ていないのでは?というご批判があるとすれば甘受するが、学問の自由と多様性は認めるべきでしょう。
英語の表記名は、Department of Dinosaursではなく、Department of Earth Sciencesとかになりそうですがこれいかに。

ちなみに、同県勝山にある県立恐竜博物館は一見の価値あり。
化石発掘体験なども出来ます。
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
あほくさ。こんなんで田舎の経営良くない大学の集客に使ってんでしょ。もう大学はオワコン
こういうのとてもいいと思います。地方の大学が特色を出すために、地方だからこそ没頭できる研究、そしてまだあまり専門的に学べるところが少ないものってあると思います。
他の大学との差別化にも繋がるし、意欲ある学生さんも全国から呼び込むことができそう。結果的に地域の研究にも繋がる。地域にとって将来的にも貴重な人材になる可能性が高いとも思います。

三重大学では伊賀流忍者の研究が熱心です。「忍者・忍術学」が学べます。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG27H14_X20C17A8000000/

三重大大学院の入試問題も独特ですし、受験された方々も非常に特徴的で面白いです。下記記事ご覧下さい。
http://bit.ly/2JF6sw5
福井県は、1980年代から恐竜発掘を行い、2000年に福井県立恐竜博物館(黒川紀章建築)を勝山市の発掘現場の近くに建設。行政として発掘作業・研究に力を入れてきました。
初代恐竜博物館長の東洋一(あずま・よういち)氏は、1980年代に採用された専門職の県職員でありながら、日本の恐竜研究の第一人者といっても過言ではありません。中国の恐竜の研究もされている。
フクイサウルス、フクイリュウなど、実は福井の名前を冠した恐竜もいます。2003年に現在の西川知事になってから、恐竜を前面に打ち出しています。
研究者としての研究員もちゃんと育成しており、満を持しての設立だと思います。

私が福井勤務時代、福井県立恐竜博物館で発掘調査の成果発表会があり、国立科学博物館の恐竜の専門家に電話でコメント取材をお願いしたら、「東先生はなんとおっしゃっていますか?東先生がそう言われるのではあればその評価でいいと思います」と言われ苦笑したことがあります。
とても個性的ですね。大学も差別化しないと生き残れないですし、面白い取り組みと思います。ただ、それで就職なり、食べていけるようになる道筋が見えないと、子どもが進学したくても親からは反対されるでしょう。

大学が将来の職業や食べ口まで心配する必要はないと言えばないのですが、子どもが進学してこないことには学部が続けられないので、その課題は解決していかないといけないですね。
恐竜学部というと奇をてらった感強いけど、中身は古生物学で福井ならではの恐竜の化石などを活かすということのよう。
中身は堅実かつ地域資源を活かす内容で、良いのではないかと。
私は「総合政策学部」出身なのですが、
「総合政策って結局何を学ぶの?」と言われ、
「・・・」
となることが何度かありました。

「恐竜学部」なら何を学ぶ学部か一目瞭然ですね。
オリジナリティがあっていいと思います。
日本は造山帯で火山活動が盛んなため、日本では化石は出ないと思っている方が多いですが、実際には日本でもよく化石が見つかります。恐竜は日本で高校生が発見したフタバスズキリュウ(ドラえもん、のび太の恐竜で登場した恐竜です)はもちろん、それ以降の新生代の生物、たとえばデスモスチルス(すでに絶滅、海にすむカバといったところです)や、メガロドン(現在のホオジロザメを大きくしたような巨大サメと推定)の歯の化石はよく出ます。
学生時代、「デスモスチルスの歯を見つけた奴はそれだけで単位をやる」という先生の言葉は忘れません。

確かに就職先は問題ですが、それは単に恐竜の需要を考えるからであって、たとえば古生物が堆積した結果の化石燃料や、また古生物の生態の解明による古気候の再現、というようなテーマになると、途端に予算のつきやすい研究となります。研究者としてニーズを見極めつつ研究するには悪くない分野だと思います。