9月の日朝首脳会談調整 政府、ロシア極東の国際会議で
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やはり9月の東方経済フォーラムで日朝首脳会談とのこと。ロシアにしてみれば、6カ国の中で最も対立的だった日朝を自国のお膳立てで和解させたような形が作れる訳ですから鼻高々でしょう。
ただ、問題は会って何を話すのか。非核化は基本的に米朝のゲームで日本にはルール設定能力がありませんが、出来る範囲で存在感を示せるかどうか。評判の悪い「金だけ出さされる」という話にしても、他に日本のレバレッジがないのであれば、費用対効果の見込める部分にはこちらこら積極的に出資を持ちかけてはどうでしょうか。
特に核技術者の他分野への転換などは日本としても実績があり、中長期的な脅威提言も見込めますから、金の出し甲斐があると思います。国連への招聘も報道されているが、可能性としてはこちらの方が高いのではないか。
いずれにせよ、日本として拉致問題と安全保障を求めるために、何らかの見返りが求められることは必定。
厳しい制裁ばかり求めてきた状況を一変できるかどうかが、この会談の成否を含めてポイントになるだろう。