【夏野剛】テレビ局は「日本企業の悪弊」の縮図である
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注目のコメント
テレビ局って本当に人材の宝庫だし番組制作のプロにしかないさまざまなノウハウがある。それを地上波放送のタメだけに使っているのは本当にもったいない。また出演者も出演の機会が増えればやり甲斐も収入も増えるはず。「テレビ業界に」閉じこもっているのはもったいないのだ。
夏野さんの言う
「テレビ局にはネットとは比較にならない目利き力と制作力の強みがある。ただこの強みを生かしきれていない現状が。これがテレビの危機的状況であり、大きなポテンシャル。」がまさにそう!
ネット記事などで局員は何もできず、オール外注任せみたいなものを、たまに見ますがこれは違います。
他局は分かりませんが、テレ東だと報道、ドラマ、バラエティには個人商店として通用するクリエイターが周りに何人も。
(一日楽しめるデパートやAEONと勝負しても…からの逆張り発想もありますが…)
ただ、課題として圧倒的に人が足りていない。
(日テレとかフジはどうなのだろう…?)
これはテレビに限った事ではありませんが、やりたい事とやらなければいけない事でのパンクによる、外部流出もこれから出てくるでしょう。
既存のヒットメーカーのモチベーション維持とUPもですが、
「テレビ局にいる圧倒的メリットと魅力」をテレビ局自体が生み出さねば、新たな人材もゲットできません。
ご指摘の組織構造や配信と比べた時の編成の問題点は、
各局も気づき取り組んでいます。
ただ、巨大組織の取り組みのスピードが時代のスピードに追いつけるか!?の課題も。
(テレ東は組織も小さいはずなのでフットワーク軽く行きたいものです。 あっ、個人の意見です 笑)"編成のフォーマットがこの20年間変わらないという点。例えば、ワンクール11話というドラマ構成ですが、このフォーマットがある以上、どんなに素晴らしいメインコンセプトがあっても3カ月で終わってしまう。"
Netflixはこの概念をあっさりと超えてしまいました。ハウスオブカードの1シーズン13エピソードを公開と同時にすべて配信してしまいました。「13話一気見」のフォーマット誕生は衝撃です。編成枠の概念、フォーマットの概念はそれほど思考力を奪っていました。広告モデルである以上、スポンサーの力は絶大で、広告予算を3ヶ月ごとにとっている以上、ある程度は仕方がないですが、必ずしもタッチポイントとキャッシュポイントは同じである必要はありません。むしろ、ずれている、意図的にずらしている方が今の主流になりつつあると思います。