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説得力あり最後まで一気に読んだ。→「キャッシュフローを超える裏付けのない『発生主義未実現利益』」、「複式簿記700年の歴史に裏打ちされた人類の英知です」など。「独立した第3者が粉飾を見抜くしかない」からこそ開発した、粉飾を見抜くソフト、フロード・シューター。普及するといい。必読のレポートです。
会計畑では有名な細野氏についての記事。
記事にあるCFと利益の差については「アクルーアル」と呼ばれている。興味がある方は①もご参照いただきたい。
そして、「3期連続営業CFがマイナスな主要企業」が気になったのでSPEEDAで見てみると、金融を除くと出てくるのは日揮。アクルーアルの主な発生要因は、完成工事未収入金(工事進行基準会計)。
日揮が手掛けるプラント工事は数年に渡るため、PLは進行基準に基づいて計上されるが、CFは実際に完成するまでに現金が入ってこないため、完成した時に入ってくるという形でBSに完成工事未収入金として計上されていく。なので業態としてはアクルーアルは発生しやすい。
過去10年の営業CF合計が約2200億円で、当期純利益合計は約2750億円。長期ではある程度辻褄はあう。
ただ、進行見積もり次第でブレるところもあり、東芝については記憶に新しい(②は東芝をアクルーアルで分析した記事)。
https://profession-net.com/professionjournal/management-207/
http://alox.jp/blog/2015/07/26/9

ちなみに上記事例からも分かるように、財務3表は一体かつ経年で見ていくことが重要。
PLは、減価償却に代表されるように長期性の費用について時間按分して期間の実質の状況を分かりやすくしている。分かりやすいゆえに注目もされる。ただ「実質」とするために恣意性が入りやすく「Profit is opinion」と言われ、また注目されること含めて粉飾も起こりやすい。
CFは、期間での実際のキャッシュ・キャッシュ化の動きなので改ざんしにくい。ただ将来投資を絞ってCFを増やすことが本当に実質的な価値向上につながるかというとそうでもない。なので単年度ではなく経年かつ会社の経営意図を見ながら見ていくことが重要。
BSは、ストック。資産と調達(負債・資本)に分かれるが、PLとCFの時間軸の差を埋めるものでもある。例えば設備投資をしてキャッシュアウトをしてBSに計上、それを長期でPLで費用化しながら減価償却。ほかには会計上と税務上の時間軸の差を埋める繰延税金資産とかもそう。
数年前、伊藤忠やサイバーダインを巡ってのグラウカスのレポートが話題となりましたが、カラ売りファンドに存在意義を見出すとするならば、監査法人とは異なり、対象企業との利害関係のない第三者として企業の決算内容に異議を申し立て、警鐘を鳴らすことができる存在であるという点でしょう。
実際にエンロンの不正解明には、カラ売りファンドの活動が一役買っているわけですからね。
「セミナーはいつも満席」の「伝説の会計士」、細野さん、時間が掛かったけど、ようやく日の目が当たるようになりましたね。
粉飾後の出来上がりの決算書を見ても見えなくなってることがあるので、動機の分析が大事ですね。

しかし、監査報酬をクライアントからもらってる状態では永遠に解決しない問題でしょう。

監査税みたいなもので徴収、一旦プールしてから成果に応じてそれぞれの監査法人に配分していけばよいのにと思います。中途半端な立ち位置で監査にやり甲斐を見出せない会計士も多いなか、そこを変えれば社会的に様々な好影響があると思います。
昔から「Cash is king, Profit is an opinion(現金が事実で利益は意見にすぎない)」と言われていますが、なかなか損益とキャッシュフローの違いを理解するのは難しいようです。

私もブラジルでスタートアップと話すときによくこの話になり、全く理解されていないことにびっくりしますが、まあそんなもんなんですよね。。。
会計上の利益とCFの違いはまさにおっしゃる通りで、だからこそCF計算書も3表に入っているわけだが、たしかにいわゆる財務分析項目にキャッシュの要素が入っているものは少ない。
キャッシュをベースにする経営をするのはすごく健全だが、株価を上げるという意味で本当に有効なのかというのは疑問で、結構市場との対話も必要なんじゃないのかとも思う。