ホンダ、GMとEV電池を共同開発 北米向け
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やはり、HondaはEVCAS(トヨタ-パナソニック)の選択肢はなかった。トヨタの「1,800万台の仲間づくり」にHondaが緩い関係で参加することもアリではないかと密かに思っていたが、やはりそれは現実的な選択ではなかった。
FCEVはGM、モーターは日立に続き、北米LiB電池はGMとの協業となる。今後、電子、センサー、AI、コネクティッド、HMIなどで協調領域としてGMとの関係を一段と広げていく可能性があるだろう。
孤高のHondaと言われたが、選択と集中で適切な自己開発とオープンイノベーションをバランスさせる戦略に既に2年前から転じている。車両領域でも、この流れが拡大していきそうだ。下記が会社発表。GMが現在開発しているものをベースに共同で開発をする、とのこと。
分からないのが、生産も視野に入っているのかという点。元々ホンダはブルーエナジーというGSユアサとの電池合弁を持っている(49%保有)。中国ではCATLから調達する方針だが、開発・生産をグローバルモデルでどうやっていくのだろうか。
http://www.honda.co.jp/news/2018/c180607.html〜自動車業界も例外なく競合から協業へ〜
業界単位でもヒト単位でも、知識・技術をクローズドに留めるよりオープンにした方が結果、成長が加速する時代なんだなあと改めて。
たとえば個人が持つ情報だって、クローズにしているよりSNSなどでオープンにした方が結局より多くの情報がその人に集まり、その人の専門性はさらに高まる。
独りよがりになったり、自分が得た情報は自分だけのものだってケチっちゃだめなのである。
● メモ
電気化、自動運転、AI化... と激しい変化がある業界で
・部品メーカーとの協業で効率化
・業務連携で開発力の相互補完
・オープンイノベーション(共同研究開発)で技術革新の加速
なしに、つまりクローズドのみではやっていけなくなった
ホンダも積極的に仲間づくりをするトヨタと対比して「孤高のホンダ」と呼ばれてきたが、独立独歩の限界を感じ、2年前からソフトバンク(AI)やGoogle(完全自動運転)、GM(FCV)と協業するなどオープンな動きを見せている。