【鈴木大輔】“侍魂”発揮の条件成立。選外の男がW杯に見る人生

2018/6/19
サッカー選手としてW杯には絶対に出たいですが、「執着するのは非常に危険だ」というのが自分のキャリアにおけるW杯の位置付けです。
世界中がサッカーに注目するこの大会は、サッカー選手にとって誰もが夢見る舞台だと思います。自分もその一人です。
2002年日韓W杯の時に当時12歳のサッカー少年だった自分は、大阪の長居スタジアムで行われた日本代表対チュニジア代表を兄と一緒に観戦しました。あの時の興奮は今でも鮮明に覚えていますし、それ以来、将来自分もW杯のピッチに立ちたいと思ってサッカーをしています。
サッカー選手になった今もその思いは変わらず、「絶対に出たい」という強い思いを持っています。しかし、12歳の頃に抱いた漠然としたものではなく、オリンピックなどの国際大会を経験したり海外でプレーしたりすることによって、自分にとってのW杯への思いが鮮明になってきました。