【永里優季】世界61位の日本が勝つための「超・想定」と規律

2018/6/18

日本サッカー協会がW杯開幕2カ月前にハリルホジッチ監督を解任、さらに西野朗監督のメンバー選考について、おそらく多くの人が疑問を感じたと思います。

しかし、W杯本番はすでに目の前。どうすれば日本代表は勝利することができるでしょうか。

議論することに意味があると思っているので、私自身の経験を踏まえて、男子代表がW杯で結果を出すために必要なことを考えてみたいと思います。

（写真：アフロ）

魂を本能的に引き出すために

まず、私たち「なでしこジャパン」が2011年のW杯で優勝したとき、チームの中で共通の目的意識が確立されていました。

コメント

注目のコメント

• 永里 優季

  Racing Louiville FC / Bruised Broken Band/(株)Leidenschaft プロサッカー選手/ドラマー/CEO

  ・2018年06月18日

  W杯が開幕して、私も可能な限りオンタイムで観戦してます。
  明日はいよいよ日本対コロンビア戦。
  
  応援する人も「魂」乗っけられたら、物凄い力をうむと思います。観てる人のエネルギーは、選手に伝わります。だから、観てる人って結構重要なんです。特にスタジアムで。
  
  長期的な課題はあるにせよ、短期的に解決できる問題に取り組めば、勝機はあるはず。
  
  エネルギーは非科学的なものではなく、科学的なもの。
  そう捉えたら、見方がガラッと変わります。
• 中島 大輔

  スポーツライター

  ・2018年06月18日

  日本サッカーが勝ちに行くには世界の頂点に立ったことのある、なでしこジャパンにもっと学ぶべきではと永里優季さんに寄稿してもらいました。経験者だから語ることのできる内容、多くの人に届いてほしい。
• 渡辺 夏彦

  FV Illertissen（サッカー選手）

  ・2018年06月18日

  ここはかなり面白い領域の話です。
  ここでいう「エネルギー」という言葉は、決して非科学的なものではありません。むしろ超科学的なものとして捉えると、話は一気に面白いものになります。
  
  原子、電子レベルで考えるとよりイメージしやすくなりますが、人間の体を含めた全ての物質は「エネルギー」です。
  そのエネルギーの波長が合えば、いわゆる「奇跡」のようなものも起こりやすくなります。
  人間の体を形作っているエネルギーも、あらゆる物質のエネルギーも相互に作用するはずですので。
  
  2年ほど前に優季さんから「スピリチュアル」についての話を聞いたことがきっかけで、僕も「科学(特に量子力学)」「宗教」「哲学」あたりを勉強するようになりました。
  「スピリチュアル」=「非科学的なもの」
  ではなく、
  「スピリチュアル」=「科学的なもの」
  なのかもしれない、と捉えると、世界は一気に変わります。