【岩政大樹】被害者ハリルの責任、西野流「自由主義」の現実

2018/6/13
開幕が直前に迫ったロシアW杯に向けて、日本代表はサッカー界では珍しいアプローチでチーム作りを進めている。西野朗新監督が選手たちの意見を尊重し、話し合いながら攻守の連携を構築しているのだ。
新体制のもとで準備期間が約1カ月間しかない中、このボトムアップ式のチーム作りにはどんな長所と短所があるのだろうか。
元日本代表の岩政大樹は、現在、東京ユナイテッドFCで選手としてプレーしながら、同時にコーチとしても指導に当たっている。選手と指導者、両方の視点を持っており、さらに2010年W杯メンバーとして本田圭佑や長谷部誠らのことをよく知っている。今回の“ボトムアップ式の日本代表”を語るうえでこれほどふさわしい人物はいないだろう。
(写真:アフロ)
6月8日に行われたスイスとのテストマッチ前に、岩政に話を聞いた。