アングル：ＦＲＢの利上げ、米国債のさらなる動揺招く危険性

コメント

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2018年06月07日

  長い目で見れば、経済の過熱からＦＲＢの利上げ加速に至り、オーバーキルで景気後退に陥るも、その後の利下げや景気対策で景気後退を脱するというのが米国の景気循環の原動力ですから。結局、過去の経験則通りの流れになりつつあるということで、特段驚く話でもないと思いますが。
• 唐鎌 大輔

  株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

  ・2018年06月07日

  要するに「中立金利」の水準をどこに見込むかであり、そこに不安がある中で「まだまだ利上げを重ねられますよ」という情報発信をしているところに危うさがあります。そもそも物価の2％にしても漸く辛うじて大台にタッチできたという話であり、ここから原油が落ちてきたときにまた下がってくるのでしょう。BEIも頭打ちです。私はオーバーキルが不安です。
• 金山 隆一

  週刊エコノミストオンライン 編集長

  ・2018年06月07日

  →政策金利が２５ｂｐ上がると、ＦＲＢが掲げる物価上昇率の目標である２％にほぼ並び、過去およそ１０年で初めてドル資金の借り入れコストが実質的に「ただ」ではなくなる。(引用終わり)