ソフトバンクで実証、生産性2倍の会議とプレゼン術

2018/6/11
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第142回(全5回)は、プレゼンテーションクリエイター、書家として活動する前田鎌利氏が登場する。
前田氏はソフトバンク時代、幾多の事業提案を孫正義社長に直接プレゼンして了承された経験を持つほか、孫社長のプレゼン資料作りも担当。
その卓越したプレゼン術から、ソフトバンクの社内認定プレゼンテーション講師に任命され、前田氏のプレゼン術を実施した部署は決裁スピードが1.5〜2倍になることが実証されたという。
また、前田氏は複数の子会社、事業の仕事を兼務する激務の中で、チーム会議の効率化も実施。プレゼン術を応用することで、高速PDCAを回し、プロジェクトを次々と成功させたという実績を持つ。
前田氏のプレゼンと会議のポイントは、本質を押さえたうえでシンプル&ロジカルを徹底して追求する「資料作成術」にあるが、それはどのような技術なのか。
ソフトバンクアカデミア第1期生に選抜され第1位となったことでも知られる前田氏に、孫社長が「一発OK」を連発したプレゼン資料の作成術と、生産性を劇的に上げる新しいチーム会議のルールを聞いた──。
孫正義社長に鍛えられる
──前田さんはソフトバンク時代、自ら磨き上げたプレゼンのノウハウを広めたことで会社の意思決定速度を約2倍にしたそうですね。また、孫正義社長(代表取締役会長兼社長)が行うプレゼンの資料作成を担当し、社内の認定プレゼン講師も務めたとのことですが、プレゼン資料作成のノウハウを編み出すきっかけは何だったのでしょうか?