コンデンサ等の受動部品、HDDヘッド等の磁気応用製品、エナジーデバイス(二次電池)等の製造販売を行う。幅広い製品領域が強み。ICT、自動車、産業機器・エネルギーを重点市場として事業拡大に取り組む。
時価総額
2.89 兆円
業績
業績
金型の精密加工技術で各分野に対応した電子部品を製造。欧州・米国・アジア地域などに製造・販売拠点を展開。注力市場は車載、モバイル、EHII。
時価総額
2,455 億円
業績
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フレキシブル基板には通常PI(ポリイミド)と銅を使うのだが、このPIをLCP(液晶ポリマー)に置き換えることにより低誘電化を実現している。
村田製作所が過去に買収したプライマテックと、クラレが市場を二分するLCPフィルムの低誘電である性質を最大限に活かした高密度多層基板を一括圧着で製造できるところが村田製作所のメトロサークの強みであり、加工性も高く、生産性も高いことから注目されていた。プライマテックを買収してしまったことによって、この低誘電材料の供給が逼迫する事態にも陥り、村田製作所の一手は非常に重たい一手だったとも言われる。
実際には決算に悪影響を与えるほどに製造は簡単ではなかったというオチだったのだが、歩留まりさえ改善すれば敵はいないビジネスだったりもするので、今後の展開は注視したい。
色々な電子部品があり、それぞれにプレイヤーも違うが、一覧して業績を見れるだけでなく、部品ごとの解説や主要プレイヤー・シェア一覧、iPhoneの販売数量や単価の推移、アプリケーションごとの員数ものっていて、ファクトデータとしてもとてもまとまっている。