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イタリア2党が連立政権合意、首相にコンテ氏再指名

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  • 北海道大学法学部・公共政策大学院教授(政治学、国際政治)

    マッタレッラ伊大統領は裏口からのユーロ離脱を警戒し、権限に基づきサボーナ財務相案を拒否し、一旦コンテ内閣を潰した上で、市場の支持見込めるテクノクラート内閣を模索した。しかしそれは、直近の民意と議会を敵にすることを意味し、弾劾のリスクもあった。再選挙しても、5つ星、同盟が更に伸びる可能性大。そこで、財務相を代えさせた上でコンテ内閣に戻った。この後のポイントは、市場の反応と連立政権内の結束。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「ポピュリズム政党」も「極右政党」も近年かなりよく出てくる言葉ですが、具体的な内容はこれらの言葉だけではわかりません。国によって異なっていたりもします。共通しているのは、反権威(反エスタブリッシュメント)というべき傾向かもしれません。「権威」というのは、既存の政党だけではなく、官僚制度や専門家、大企業、国際機関なども含まれます。ヨーロッパの場合、EUやヨーロッパ中央銀行も「権威」です。米国について話題になった「反知性主義」も類似の傾向です。
     五つ星運動の場合、素人の集まり、というところがあり、創立者はコメディアン、政策をその都度インターネット投票で決めたりします。ベーシック・インカムや年金の増額など、有権者の多数に受けやすい政策を打ち出しています。他にも予防接収への反対やある種の(科学的根拠に欠ける)環境保護や健康食品の推進といった政策も特徴です。陰謀論や反米親ロシアの主張も見られます。とにかく権威を否定しようとする人々が集まるとどうなるか、イタリア社会の大きい部分がどのような人々か、うかがい知れます。
     同盟は、かつては「ロンバルディア同盟」「北部同盟」という名称であり、ミラノやトリノ、ヴェネツィアといった経済的に豊かな北部のイタリアからの分離独立を目的とした運動でした。「極右」といっても地域主義なのですが、ただし、反移民であり、移民の大規模な国外追放も公約に掲げています。現在は、地域主義は取り下げて、国民政党になりつつありますが、地盤は北部です。
     両党とも「イタリア・ファースト」というべき、国民の大向こう受けしそうな政策に偏っているのですが、EUやユーロに反対というよりも、ユーロシステムの求める財政規律に従うことを拒否しています。財政の拡大を図ると考えられますが、どう対処するのかは、ドイツなどEU諸国にかかっています。財政赤字の拡大や国債の利回り高騰も予想されます。放置すれば、ユーロはなし崩しになりかねません。


  • 帝塚山学院大学 教授

    パオロ・サボーナ氏が欧州担当相、エンツォ・モアベロ・ミラネージ氏が外相に就く見込みだとのことだが、両者の考え方は、反EUと親EUで正反対だ。これで成り立つだろうか?。


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