新着Pick
245Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
「彼は軍用行李(荷物入れ)のなかに家族の写真と一緒にまだ少しウイスキーが残っているそのボトルを添えてから、燃やしてくれと部下に命じた。あの世でゆっくりと嗜みたいと念じたのであろう。」(記事引用)

クリント・イーストウッド監督の作品は不思議な雰囲気を湛えたものが多い。自然体、普通と感じさせつつ、ちょっとした小道具が深い寓意を示すものへと変容する。『硫黄島からの手紙』のスコッチウイスキーはそのひとつ(そういえば姉妹編の『父親たちの星条旗』でも、戦場から遠い安全地帯にいる政策決定者たちがウイスキーのショットあおってから密談をする場面があった)。『ミリオンダラー・ベイビー』のラストシーンで、レモンパイを食べるシーンには哀切があった。『グラントリノ』ではイーストウッド演じる主人公がタバコをくわえ、銃を取り出すかのように上着のポケットに手を入れるシーンも、忘れえない名場面だ。食べ物や嗜好品が、時に映画全体を象徴する最高の役者に変身する。
最終日の本日は、NewsPicksでは珍しいエッセイをお届けします。注意して見ないとなかなか気がつきませんが、映画の中には「名脇役」としてウイスキーがよく登場します。

ウイスキーの銘柄によって、その主人公がどんなキャラクターの人物なのか、今、どんな精神状態にあるのかなどがわかり、ウイスキーを知れば、また違った映画の見かたができます。ぜひ、いろいろな名作映画をウイスキーに注目して、見てみてください。

本日まで7日間、お付き合い頂きありがとうございました。
とてもいい企画ですね。ウイスキーはまとっている歴史のせいか、映画のいい脇役になります。「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てきた角瓶は印象に残っていますね。

一つだけ気になることが。マーガレットサッチャーが愛したのは、グレンファークラスの105とBell'sのウイスキーだったと聞いています。もしかして映画に出てきたフェイマスグラウスはプロダクトリプレイスメントだったか、あるいは知られざる事実が出てきたのか。

105は、私がスコットランドのシングルモルト蒸溜所巡りをしているときグレンファークラスで説明を受けて知りました。
https://glenfarclas.com/whisky/105-cask-strength/
2本、東京にいてものすごく忙しかった時代にナイトキャップに飲んだことがあります。シナモンとリンゴとチョコレートを感じさせる味で美味しい。ただ強いんです。105という数字は105プルーフを意味しています。アルコール%でいうと60%くらい。通常のウイスキーが40−45%と考えると、かなり強い。体が疲れているのに、脳みそがまだアクティブな深夜にこれを飲めばストンとスイッチオフすることができる。そうかサッチャーはこんなものを毎日飲んでいたのかと、首相の激務に思いを馳せたりしたものです。私はこれを飲み続けるとヤバイなと思って、愛飲するのはやめました(苦笑)。ただグレンファークラスのシングルモルトは好きなので、食後酒用に軽めなものを自宅に持っています。
ご参考:ウイスキージャーナリスト土屋さんのブログ。
http://mtsuchiya.blog.fc2.com/blog-entry-428.html

映画ではありませんが、ロバート・B・パーカーの小説には、バーボンがよく出てきます。とてもカッコよく美味そうなのです。で、一時期ハマった時期がありました。おっさんですみません。
改めて見ると、ウヰスキーの琥珀に惹かれます。
福岡にあるのはマッカランと竹鶴の17年。
今日の夜はロックを楽しもうかな。
短編集、楽しかったです。
映画ではないですが「海辺のカフカ」に登場する「ジョニーウォーカー」は不気味な存在感を放っていましたね。今でもラベルを見ると小説とリンクするときがあります。
サッチャーのくだりが好き。
味わいのある文章。
そして、サントリー広告部ちっくなイラストが素敵。
この連載について
今、世界で空前のジャパニーズウイスキーブームが到来している。その裏側には、100年以上も前から、日本でウイスキー製造を始め、日本で洋酒文化を広めてきた、ある一族の存在がある。国内最大の非上場企業サントリーで受け継がれる、創業家経営の秘密に迫る。