米製造業、貿易戦争懸念でも「高いギア」にシフト＝地区連銀報告

コメント

注目のコメント

• 唐鎌 大輔

  株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

  ・2018年05月31日

  製造業にとって最大の問題は貿易戦争懸念ではなく米金利上昇でしょう。およそ資本コストがここまで上がっているのに何の影響もないなどと言うことは理論的に考えられません。今は影響が出ていないだけ、という立ち位置で先行きを考えることが重要だと思います。
• Amano Kenya

  ワシントン大学政治学部 ワシントン大学政治学部博士課程在籍

  ・2018年05月31日

  地区連銀報告（表紙がベージュなので通称ベージュブック）は、地区連銀が地域の経済について、域内の統計や地域の企業などへのヒアリングも踏まえて取りまとめるものです（日銀は、さくらレポートという同種の報告書を出しています）。
  
  関税問題は、具体的な決定はまだありませんので、企業サイドも、企業行動を分析するFRBも、具体的な経済インパクトを測るのは難しい状況です（引き続きリスク要因との位置づけ）。
• 枩村 秀樹

  日本総合研究所 理事

  ・2018年05月31日

  貿易戦争はあくまで懸念であって、より現実的な課題は需要の増加だと思います。好況下では、多少の貿易摩擦は景気拡大の大きな流れの中のさざ波にすぎなくなります。