漫画「君たち―」の羽賀さん語る 原作の魅力に近いものに
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【君たちはどう生きるか】
羽賀翔一さんは、そのデビューの頃から接点があり、
思い入れがある作家で、「漫画 君たちはどう生きるか」
の空前の大ヒットを心から喜んでいる。
羽賀さんを見いだしたのは、「宇宙兄弟」や「ドラゴン桜」、
「インベスターZ」を、世に出した伝説の編集者・佐渡島庸平さん。
佐渡島さんの会社コルクの日々を「今日のコルク」として文字通り毎日描き出す、千本ノックの修行時代。それを通して、人物画力を身につけた。あれは面白かった!
続いて、漫画家としておそらく史上初めての「投資型クラウドファンディング」に挑戦。読者と漫画家・小説家は、出版社を間に挟んで接点がないのが普通だが、フィンテックを活用してファン(読者)と結びつきを得て、制作の糧としていった。
その過程で、東京藝大の学部修士博士を全て首席で通した気鋭の日本画家・大沢拓也とも出会うなど、画力を身につけていった。
その羽賀さんが、当時「漫画家として崖っぷち」だと認識していたというのは、このインタビューで、初めて知った。
それが、この作品に取り組んだ原点にあったという話も。
成功は、偶然ではなく、一定のプロセスから生まれる、と言うことを改めて思う。