「まるでクリーム」「夜食向け」 森永の常識破りヨーグルト、パルテノが売れた訳
コメント
注目のコメント
最近よく見るなと思っていたが、売れる理由には「仕組み」があることがよくわかる記事。
「健康志向」の戦場では戦わず、トレンドにあえて逆らって「夜食べるデザート」の戦場で戦うことで差別化をしっかりしている。夏ではなく「冬」に狙いを定めたハーゲンダッツと似た戦略ではないかと思う。
また一過性のブームで終わらせないために【今までにない商品を、ユーザーから理解されないまま売り込んでもブランドは死んでしまう。新参者の商品はなかなか日本市場で生き残れない。ヨーグルトの新市場を切り開くためには(認知度が上がるまで)我慢する必要があった」】とあるように着実にブランドを固めることが非常に大事なのだと思った。ブランドはまさに「顧客との信頼」である。記事を書いた記者です。以前いた日経では乳業業界を担当していました。大メーカーのプレーンヨーグルトにはちょっと前まで「砂糖」が付いていたものです。かつてデザート扱いだったヨーグルトは、朝食の主役になり健康食品になり、さらにパルテノのように別方向に進化しています。食のトレンドの変化は奥深いな、と感じます。