4月完全失業率、2.5%で前月から横ばい 有効求人倍率横ばい
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今年に入り雇用者の伸び率が高まっていることが改めて裏付けられました。ここからも、1~3月期のマイナス成長は一時的と判断できます。
労働参加率が高まっていますが、それを上回って雇用が増えている状態。女性の失業率がバブル期以来の2.1%まで下がってきたように、本格的な人手不足対策が必要になってきたと思います。季節調整値で見ると、就業者数は前月から1万人減ってますが、1~3月にかけて140万人増えたあとの1万人減ですし、雇用者数だけで見れば前月から26万人増えてますから、企業の採用意欲は引き続き強いといえるでしょう。
一方、非労働力人口が前月から6万人増えたことで完全失業者が1万人減ってますが、非労働力人口も1~3月で130万人減ってますから、労働参加率も高水準を保ってます。
非自発的な離職者が2ヶ月連続で増えてるのがやや気になりますが、全般的に見れば、雇用環境は引き続き好調といえるでしょう。正規職員・従業員数3467万人。前年同月比67万人増。
非正規職員・従業員数2104万人。前年同月比100万人増。
完全失業者数180万人。前年同月比17万人減。
非労働力人口4238万人。前年同月比159万人減。
●労働力調査 (基本集計) 平成30年(2018年)4月分(速報)
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/201804.pdf
●一般職業紹介状況(平成30年4月分)について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000207543.htmlの