米朝首脳会談、６月１２日開催目指す＝トランプ大統領、接触「非常に順調」

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注目のコメント

• 小原 凡司

  笹川平和財団 上席研究員

  ・2018年05月27日

  北朝鮮が、一転、また米朝首脳会談に積極的な姿勢を見せ始めました。けん制して米国から譲歩を引き出そうとしたものの、反対にトランプ大統領に会談の中止を通告されてしまいました。
  北朝鮮としては、米国の圧力をこれ以上受けるのは耐えられないでしょう。金一族による統治が崩壊しかねない軍事衝突など論外です。
  結局、北朝鮮は、あわてて米国に対して米朝首脳会談の実現を働きかけることになりました。トランプ大統領のぶれない姿勢が、北朝鮮を対話に向かわせているとも言えるのです。