この連載について
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたち。これらのイノベーターたちは今、何に注目し、何に挑んでいるのか。毎週2人のイノベーターたちに、さまざまなテーマで大いに語ってもらう対談企画。
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確かに、宮崎には、動く、親しむ、出会うという場や、Hütteのようなコワーキングスペースがありますね。ライフスタイルを楽しみ、週末を過ごすにはオススメの町です。どこでもドアが出来れば一気に栄えると思うな。
移住の問題を考えるときのひとつのキーワードは「第3の人口」だと思っています。定住人口でも移住人口でもなく、「活動人口」を増やす。「交流人口」も良いですが、一度訪れて「楽しかったね」で終わってしまう観光よりも、もう少しだけ街へのコミットや関与のある半外部の人材=活動人口を増やすこと。
1961年に著されたジェイコブスの『アメリカ大都市の死と生』は、近代的で機能的な都市計画(=Urbanism)や急速に進むモータリゼーションに対するアンチテーゼとなりましたが、それ自体が示した都市ビジョンは、その後、アレグザンダーの『パターンランゲージ』がたきつけたボトムアップな市民参加型の街づくりなど、ポストモダンの潮流を生み出すきっかけになりました。
東京でいうと国立とかは市民参加型として良いまちづくりのベンチマークでしょうし、よくいうようにアメリカのポートランドもロールモデルの一つとしてよく言われますね。既存商店街を小さく再編したり、新築ではなくリノベーション中心にしたりと、ハード面での工夫が必要というのもわかりますが、重要なのは人がそこで活動したくなるようなソフト面でのインセンティブであり、それをつくりだすエコシステムだと思います
不安なのは東京の刺激に慣れてしまっているので、退屈しないかどうか。地方でやりたいことをある程度作ってから移住できたらいいなと思います。
ただ、ごちゃごちゃ高密度の町並みは、人口増・人口流入の中で自然発生的に生まれました。中核市の多くも人口減少が進む中、「計画的にごちゃごゃさせる」のは、難しい課題です。東北復興でも、「復興がおそいおそい」と言われる中で普通の町並みが出来上がってしまいました。
それだけでなく創造性が豊か。
この記事でも、新たな地方都市の造り方を提言していますが、コワーキングスペースにしても、ジェイコブス方の街にしても、アイデアの宝庫です。
東京にあって、地方に無いものはそんなに無い。
東京を追い求めて、地方にあるものを失う事が一番恐ろしい。