アシュトン・カッチャーが語るスタートアップ投資の目的と戦略
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スタートアップが投資家を選ぶ基準
①アーリーステージ
→人重視。最初は情熱を持って会社をサポートしてくれる応援団を作る事が何より大切。業界内で名前がある人よりも、心から応援してくれる人に投資してもらう方が大切。それを見極めるためにも「自分のサービスをしっかり使ってくれている事」、そして「即レスで連絡くれる事」。この2つが見極める上で意外に重要。
②ミドルステージ
→人重視。このフェーズから組織が30人を超えて来たりして、会社が別のステージに入り色々問題が出て来る。そのため、業界内で評判の良い、そして経験豊富な事業家やキャピタリストに入ってもらっている事が大切。気軽にいつでも相談できる事が重要。
③レイターステージ
→シナジー重視。このフェーズからは明確にPLでの結果が求められるので、数字に貢献する投資家(事業提携先や潜在顧客など)が仲間に入ってくれると業績の成長角度にレバレッジが効いて来る。良記事!事業を成功させていくためには、誰から投資を受けるかというのは凄く重要。ステージごとにやるべき事は大きく違ってくる。そのアドバイスが受けれるか、受けれないかは成否に大きく関わってくる。
多くのファウンダーが初期に陥る失敗として、組織に多様性や専門性をもたらす人よりも、自分に似た人を採用するというものがある。
似たような道のりをたどった企業へ投資したことがある投資家であれば、各マイルストーンを達成する上で注意すべき点をアドバイスできるのだ。このようなアドバイスを受けられなかったために道をそれてしまったアーリーステージ企業はたくさん存在する。
名の知れた企業から資金を調達しようとする創業者がたくさんいるが、本当に必要なのは自分たちのニーズや課題を理解し、適切なアドバイスをしてくれる個人であって、その人がどの企業出身なのかは関係ない。☆
・難しい課題を解決する優秀な人たちに投資 ★
・多くのVCはリターンの最大化に注力するが、私はただ最高に優秀な人たちに投資
・金銭的なリターンと、問題解決の道のりを投資先と一緒に旅することで得られる幸福感の両方があるか ★
・ユーザーに十分な価値を提供できているから、マネタイズできるだろう、と考えられるからFacebookに投資できる。数字だけならできない
・投資すれば以後5〜10年は創業者と一緒に仕事 ★
1. 専門知識
・取り組むビジネスへの独自なインサイトが武器★
・何かしらの鋭い洞察
◯消費者行動
◯時間軸に沿ったインサイト
◯データ
2. 粘り強さ
・想像できない辛い場面も耐える
・すべてが計画通りにいかない
・創業者と面と向かって会った直感を信じる
3. 目的
・創業者が個人的に情熱を抱いている大きな目的と関係あるか
・プロダクトに、創業チーム自身の考え方、信念が反映されてるか
4. カリスマ性
・投資家が仕事を辞めて加わりたいと思えるか★
ーー
1. 行動指針に問題
・人間として信頼でき、他者に敬意を払い、モラルがあるか
2. 専門知識の欠如
・経済的な側面を失わない
・業界の状況や仕組みについての理解がない
3. 他人の時間を大切にしない
・他者の理解を忘れがち
・内容が練られて、私自身や私の時間に敬意を払っているか★
ー★
1 初期の仮説検証
・ビジネスアイデア考案
・MVP開発とデリバリー
2 フィードバックループ確立
顧客がプロダクトを気に入っているか確認
顧客を巻き込んだフィードバックループを確立し、顧客の意見に沿ってプロダクトを改善
3 会社設立
最小限の人員を採用
PMF達成
ターゲットにリーチできるマーケティング
チームを作り上げる
4 追加の資金調達
・失敗として、多様性や専門性をもたらす人より自分に似た人を採用
・初期の採用活動が終わった後は、スタートアップの中にスタートアップを構築するつもりで、組織がスケールする上で必要な部署を充実
・似た道のりをたどった企業へ投資した投資家であれば、各マイルストーンを達成する上で注意点をアドバイス★
・これを受けられず道をそれた企業は多数
・チェックポイントを通過し、資金を調達した後は、プラン実行
・TAM、NPV、IRRなどの指標に加え、人類への影響やCEOの能力