「2年以内に仕事を辞める」従業員、ミレニアル世代では4割超
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注目のコメント
【不安と多動の関係性】
メディアの発するメッセージも相まって、僕らミレニアル世代は「どうも世の中、新しい形に移行する必要があるっぽい」ということをひしひしと感じているけど、それがどういう形なのか誰もわからない、という心情なんだと思います。なので企業への雇用だけでなくて、「なにかを数年後まで続けるか」という質問には全般的に否定的な回答をするような気がします。
企業としては「どうやって今いる人を辞めさせないか」という発想よりも、シンプルに”より有能で面白い人にとって魅力的な環境とはなにか?”を突き詰める方が本質的な気がします。北風と太陽でいう、太陽のアプローチというか。やめてほしくないからといって「辞めさせない方法」を考えるとズレるなあと。2年後ん辞められるつもりで働いているくらいがちょうどよいと思います。長く勤めるつもりでも会社が不調になったり、自分が解雇されたり、仕事がつまんなくなったり、いろいろありますからね。
2年で辞めるんなら今の職場で得られるものを全部得つつ、次の機会を探すことを続ける感じで仕事が面白ければ3年4年と増やしていく感じがベストだと思います。これからも同じように、同じ会社で、同じ職種で、変わらず働きます!という人の方がウブ過ぎると思うけどね。
そういうスタンスを求めることそのものが、変化の時代に変化を否定するという矛盾を生じてしまう。
変化を起こせと社員には要求するくせに、社員の変化は認めない。こういう構造そのものが、組織と個人のあり方を難しくしていると思うんですよね。