いじめ研究の第一人者が問う、日本の学校が染まる「全体主義」の核心
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教育現場、官僚のせいだけでしょうか。ここでいう「全体主義」は、良くも悪くも昔から日本に根強く染み付いている考えではないでしょうか。
保育園、幼稚園、小学校で、「みんなと仲良くしようね」「お友達たくさん作ろうね」なんて言葉を投げかける親も多いのでは。
「一年生になったら」の歌詞、歌として明るく素敵な歌ではありますが、友達をたくさん作ること、たくさんの友達と行動することがいいこと、という価値観があらわれていることを否めません。
私は、息子に対し、「誰とでも仲良くなんかなれない。合わない人は必ずいる。なので、気があう人だけ友達になればいい。でも、合わないからといって、その人を否定していじめることは絶対いけない。いじめほどみっともないものはない」と言ってきました(本人は覚えてないかもしれないですが)。
個人個人では、多様性を尊重しよう、人と違うことは悪いことではない、という考えの人はいますが、いざとなるとまだまだ「全体主義」が幅を利かしています。
安倍政権が進めている教育改革(道徳の教科化、家族教育支援法など)は、明らかに全体主義を推し進める方向性で、国民全体がもっと危機感を持つべきです。確かに日本の学校は「全体主義」であることはその通りです。また、その学校に合わない子供達が「いじめ」に合う事もわかります。
でも、何故日本の学校が「全体主義」なのかと考えますと、それは財務省のせいになるんですよ。自分の利権だけを考え、執拗に35人学級に反対する財務省。
40人学級続けている限り、「全体主義」で指導しなきゃ学校が成り立ちません。今の職場は小学校の近くなので、「おはようございます。」という全体主義挨拶を聞きます。人数多いと、この指導が一番楽なんですよね。
いじめの原因作りをしている財務省は、一刻も早く解体すべきです。