北朝鮮が「オリーブの枝」-いつでも会談に応じる、米に再考促す (1)
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4月初旬には投機筋(IMM)の通貨先物ポジションが6年8か月ぶりのドル売り、史上最大のユーロ買い、1年6か月ぶりのネットで円買い・・・といったように非常に傾いた状況にありました。
時期を同じくして米朝首脳会談の日取り確定を筆頭に南北首脳会談や核実験廃止など地政学的にポジティブなニュースが重なりました。要するにこの1か月で投機筋のポジション調整を首尾よく進める契機となったのが「朝鮮半島情勢の緊張緩和」だったわけですが、調整がちょうどこなれてきた所に緊張状態が戻ってくるという、タイミングとしては最悪なことが起きているのが現状のように思います。こうしてメディアに出てきて、しかも公表されるのはコミュニケーションのごく一部だから本当に北朝鮮との間で何をどのように話しているかが気になる。
そもそもの疑問は北朝鮮は非核化の代償として何を求めているかということ。それ次第でアメリカの強気に出られる度も変わってくると思うのですが。