【イニエスタ神戸移籍】本当は何を語ったのか

2018/5/25
スペインサッカー界の第一線を率いてきたアンドレス・イニエスタ選手(34)が、Jリーグ1部・ヴィッセル神戸への入団を決めた。22年間所属したFCバルセロナ(バルサ)から感動の涙を流して退団を発表したのが4月27日。それから約1ヶ月たった5月24日、バルサの元キャプテンは、日本で新たな道を歩むことを正式に発表した。
来日後の初会見となった5月24日、イニエスタ選手は自らの思いを語った。わずか30分足らずの慌ただしい会見だったが、彼のスペイン語での発言を分析すると、「スペインの至宝」の本音が浮き彫りになる。

なぜ日本を選んだのか?

イニエスタ選手は、なぜ神戸行きを決めたのか。当初は、中国スーパーリーグ(1部)の「重慶力帆」が移籍先として本命視されていたが、一転してヴィッセル神戸を選んだ。その理由を簡潔にこう語った。