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この雰囲気ですと、来月のFOMCでドットチャートも今年四回利上げに引き上がる可能性がかなり高いと思います。前回もあと一人が4回としてれば中央値も4回となっていたわけですから。まあ、市場もそれなりに織り込んでますが。
トランプ政権を支えているのは好調なアメリカ経済、というのがよく分かります。FOMCのごとに利上げの話をしているようにさえ思います。
5月のFOMC議事要旨が公表されました。年内の利上げがあと3回か2回か、という論点のほかに、以下の2点が気になりました。
記事にもあるように、中立金利の水準の計測問題と金融政策の緩和度合いについて議論があったようです。中立金利に近くに連れ、緩和から引締め局面に入りますので、声明文についても修正が必要となります。ポスト正常化の政策運営の方法について、今後もFOMCの場も含めて議論が進むことが予想されます。
2点目として、現在のFRBの政策は、FF金利(無担保翌日物金利)のレンジを政策ターゲットにした上で、下限をFedの提供するレポレート(ON RRP)、上限をIOER(超過準備預金金利、いわゆる付利金利)で設定することで、金利を誘導しています。今回の議事要旨では、レポ市場での資金調達が活発になる中で、FF金利にも上方圧力がかかっているため、IOERの設定を政策ターゲットよりも5bps引き下げる案について議論されたようです。
概ね合意されたということで、今後金融政策手段についても調整が入るようです。
着々とポスト正常化の世界に入っていることが窺われた内容でした。
今の時代、「金利」がどれだけ効果があるのか、私にはわからなくなっています。

FOMCは、市中に流れすぎた膨大なマネーを吸収するために「出口戦略」を行っています。
金利を上げたからといって、自動的に市中のマネーが収縮するのでしょうか?

確かに、手数料である金利が上がればマネーの回転数は下がるでしょう。
回転するたびに「金利」という手数料が必要になりますから。

しかしながら、政策金利ではない市場の長期金利が上がっているので、自動的に回転数は下がるような気がします。

政策金利を上げると、市場金利と政策金利の上昇でドル高になるだけ。

昔の金利政策はインフレ退治でしたが、今は量的な問題。
追加利上げが正しいかどうか、私には不明です。
次回6月12〜13日のFOMCで追加利上げを決定するという見方が強まっています。
ブラジルレアルもますますレアル安とないてここ数年の最安値になりそう。ブラジル国内のインフレが落ち着いていることに加えて公定歩合もどんどん下がっていますからね。