【神戸市長】行政は、人と人をつなぐプラットフォーマーであれ
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注目のコメント
先進的な取り組みをする自治体は、首長が民間出身の場合が多いのですが、久元市長は灘高→東大→自治省と、絵に描いたような官僚コースを歩んだ人です。
でもだからこそ、役所を変えることへの切実な思いがありました。
ここからは余談ですが、久元市長のプロフィールを見ると、意外な引き出しが多々あって驚きます。
まず、奥様がプロのピアニスト。記事中に「ハーモニーを奏でるような組織」とありましたが、自然にそんな言葉が出るのも納得です。
また、発信の重要性にもふれていますが、久元市長自身もブログやFacebookをまめに書きます。それもそのはず、著書にはなんと、童話が！！！
神戸や行政とは全く関係なく、東京オリンピック（昭和）時代の里山を舞台にした動物たちの物語です。本特集の１話で「（高齢者部分休業制度を使うなら）里山の保全活動をしたい」とありましたが、本当にそういう分野がお好きなんだ、と微笑ましくなりました。
…というのはこぼれ話ですが、3日間、お読みいただきありがとうございました。
皆さんの地域に生かせるヒントが、一つでもあったなら幸いです。久元市長には、神戸空港、スカイマークで大変お世話になっています。4月に神戸ポートピアホテルであった関西3空港一体運営祝賀会で、他の皆さんが原稿を見ながらお話をされていたのに対して、久元市長は、沢山の方達のフルネームも含め、すべて原稿なしで素晴らしいご挨拶をされたのには感服しました。会社も地方自治もリーダーで変わります。
神戸市は、アフリカスタートアップとの協力に最も力を注いでいる市でもありますfyi。例えば、JICA主導のABE(Africa Business Education)イニシアチブ経由で、神戸情報大学院大学には現在アフリカ12ヵ国から50人超のICT人材が学んでいます。ちなみにその中の卒業生の一人、クラリスはルワンダへ帰国後、ソフトウェア開発のHEHE Labsを創業し、同社は昨年DMMに買収されています。久元市長も実際にルワンダに足を運んだりと、神戸市独自の成長戦略を練っており、今後も期待しております！
