【イニエスタ】スペインメディアが報じた「重慶vs楽天」スター争奪戦
コメント
注目のコメント
イニエスタ選手がJリーグに来ることによって、リーガ・エスパニョーラでプレーするレベルの高い選手が、より多く日本に来る流れになればいいなと思います。
まだ今のJリーグの人事では、昔からの流れなのか「助っ人外国人はブラジル人」と決めているチームが多いように思います。でも、欧州のトップクラスの選手たちが日本に来ることで、選手や指導者が彼らから学べることは多いはず。現代サッカーの本質を理解している選手たちが日本に多く集まらないと、Jリーグから日本サッカーの課題はこれ以上見えない。
ジーコ氏が日本に来たことによって、その後多くのブラジル人選手から勝者のメンタリティーを学んできた。でも個人的には、Jのチームは新しい流れをくむべきだと思っている。「どうやって攻めてどうやって守るのか」という哲学を持ちながら戦術的な駆け引きが行われている欧州トップレベルのサッカーに近づくべきだと感じています。
そういった意味でもう一つ、チャビ選手がバルサからカタールのクラブに移籍したことによって多くのスペイン人指導者がカタールに集まった。このように、多くのスペイン人指導者が日本に来てくれることを願っています。
指導のスキルアップのために何を勉強したらいいのかわからず自信を持てない日本の指導者たちが学ぶことで、全国の子供たちのレベルの底上げになる。
指導者が欧州のサッカーを学び、教えている子供達に合うよう日本仕様のサッカーをそれぞれが考えていく。そうなれば新しいものが生まれるのではないかと思います。間違いなくこれからの指導者が日本サッカーを強くするはずで、イニエスタ選手が日本でプレーすることがそれを大きく加速させるでしょう。
とにかく、日本サッカーの発展のために様々なビッグチャンスをもたらしてくれる移籍だと思うので、日本サッカーに関わる全ての人がこのチャンスを一過性のものにすることなく広げていくということが大事だと思います。
と、偉そうなこと言ってしまいましたが、やはり最高の状態のイニエスタ選手のエレガントなプレーをJリーグで観ることができるというのを想像するとワクワクしてしょうがないです。スペインメディアを定点観測しています（私のキャリアのスタートがスペイン語メディアだったこともあり）。昨年12月にスペイン大使館が開いた三木谷社長の表彰イベントを取材しましたが、スペインでも「rakuten」の存在感は確実に高まっています。
スペインのクラブで活躍している鈴木大輔選手が指摘しているように、日本のサッカーが強くなるためには、今後、ブラジルだけでなく、ヨーロッパのノウハウも必要だという意見に同意します。
来週の正式発表がどうなるか。本当に楽しみです。
