[東京 17日 ロイター] - 安倍晋三首相は17日午後の衆院内閣委員会で、環太平洋連携協定(TPP)では「農家の皆さまとの約束もあり、これ以上譲歩することはない」と明言した。TPPで米国が再交渉しやすいよう農業分野でさらに譲歩する可能性の有無に関する、今井雅人委員(国民)への答弁。
安倍首相は、トランプ米大統領との会談で「例えば日本車より環境基準の悪い自動車を日本が輸入しても消費者は手をつけない」、「欧州の自動車は(日本に)入ってきている」と説明していることも強調した。
[東京 17日 ロイター] - 安倍晋三首相は17日午後の衆院内閣委員会で、環太平洋連携協定(TPP)では「農家の皆さまとの約束もあり、これ以上譲歩することはない」と明言した。TPPで米国が再交渉しやすいよう農業分野でさらに譲歩する可能性の有無に関する、今井雅人委員(国民)への答弁。
安倍首相は、トランプ米大統領との会談で「例えば日本車より環境基準の悪い自動車を日本が輸入しても消費者は手をつけない」、「欧州の自動車は(日本に)入ってきている」と説明していることも強調した。
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米国のために譲歩する必要はありません。
ただ、旧態依然とした発想で国内農業を守るのは、そろそろ軌道修正が必要だと思います。海外で高品質農産物への需要が高まっていることを踏まえれば、むしろ市場開放を進めて攻めの農業にシフトさせた方が、長期的な国内農業の活性化につながると思います。
TPP11の制約もあり、一般的に「現TPPより譲歩することない」と明言なさるのは自然なことと感じます。農業分野についての質問ですから農業分野に限ってお答えになるのもまた然り。
とはいえ「農家の皆さまとの約束もあり」農業分野は譲歩しないが、必要なら他の分野で譲歩する、という意味合いなら話は別。貿易協定で我が国が徹頭徹尾守るべきは、我が国の発展に今後最も寄与するであろう産業分野。農業を守るため工業製品の関税を取り払い続けてきた過去の貿易交渉の轍を踏まないよう念じたい思いです。
こっちのニュースでは「日本も報復関税を検討」と報道されていましたが、日本のニュースでは出ていない模様?しかしこのニュースではソースはNHKになっている。
https://www.reuters.com/article/us-usa-trade-japan/japan-plans-retaliatory-tariffs-against-united-states-nhk-idUSKCN1II07I
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