【独自】世界の生物マニアの頂点にたった、天才の「最強ブレイン」

2018/5/17
生物をめぐる「頂上決戦」
「ちょっと脳ミソが、想像より柔らかいな」
2015年7月、デンマークの都市オーフスで開かれた国際生物学オリンピック。おもに高校生を対象にしたコンテストの日本代表メンバーとして、末岡陽太朗(20)は「魚の解剖」のラストスパートに入っていた。
テスト問題として出題されたのはタラだった。デンマーク近海で獲れたタラを丸ごと渡されるので、それを解剖図なしで捌いてゆく。
まずはタラの頭蓋骨を開けて、やわらかい脳をそっと取り出す。さらには脳にあって「小脳」「大脳」などの部位をきちんと特定して、正確な場所にピンを刺さないといけない。