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米大使館移転、希望と悲観に揺れるイスラエルの現実

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    イスラエル政府には、悲観的になるべき理由があります。70年前からそうでした。現在イスラエル国籍者は860万人、ユダヤ人が600万人、アラブ人が250万人程度です。ただし、領内にあるパレスティナ自治区にはパレスティナ人(=アラブ人)が500万人住んでいます。
     この人口で、アラブ諸国(アラブ人の総人口は、現在およそ3億5千万人)と戦争を繰り返してきて、今後も繰り返そうとしています、これまでは、アラブ諸国側の不一致と相互不信、無秩序ぶりと私利私欲が甚だしかったこともあり、そして米国の大規模な支援もあったので、勝利を重ねてきました。しかし、今後も勝ち続けられるという保障はありません。多くのユダヤ人は、一度敗れればイスラエルは終わりだと考えており、緊張感の下で行き続けています。
     イスラエル国籍者であっても250万人のアラブ人はあてにならず、むしろ最大の不安要因の一つです。ましてや500万人のパレスティナ自治区居住者にイスラエル国籍を与えてアラブ人をイスラエルの多数派にすることはできません。
     イスラエルのリアリズムは、アラブ諸国と戦争をしないで済むようにすることはできなかったし、パレスティナ人と同じ国民として共存するようにすることもできませんでした。そのようなことが可能であったのか、多くのユダヤ人は否定するでしょうが、残りの選択肢は、戦争を繰り返していくことだけです。イスラエル政府も戦争だけが能ではなく、エジプトと平和条約を結び、トルコと同盟関係を築き、ヨルダンのような周辺諸国と水面下で協力体制を発展させています。現在では、サウディアラビアと同盟関係を構築しようとしています。しかし、アラブ諸国との関係は容易にひっくり返るし、アラブ諸国の体制そのものも逆転しかねないことが近年はっきりしました。戦争以外の選択肢を探すべく、イスラエルの指導層は焦っています。


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    SmartNews Inc. 取締役CSO

    先日、IT技術でホットなイスラエルに行ってきました。

    様々なベンチャーのアポで時間はあまり取れませんでしたが、パレスチナ側にも、エルサレムにも行ってきました。
    月並みですが、やはりニュースなどで見聞きするのと現地ではやはり全然違うものだと感じております。
    良くテロなどでの死傷者の数がニュースになりますが、交通事故や病気での死傷者数に比べれば微々たる数字になっています。

    まず、そもそも皆さんが思うほど危険ではないですし、パレスチナからイスラエル側に毎日通勤する人もいるぐらいです。
    また、インターネットのお陰で世界の人々が手にする情報が非常に近づいており、テクノロジーや経済成長で過去の精神的わだかまりをなくそうとする若い世代が多くいました。


    私も生い立ちから、国という概念を弱めたい人の一人なのですが、この記事にある「今後も3000年間続く」とは、私は思いませんし、現地の人々がこの問題を乗り越えられると思います。

    簡単な話ではもちろんないですが、歴史を紐解けば、現在日本ではキングダムでお馴染みの秦の始皇帝が生まれなければ中華の統一も難しかったでしょうし、ヨーロッパの歴史を見ても、過去から見たらEUは奇跡みたいなものです。
    諦める事こそが敵であり、解決に向けて前進し続ければ、いつかは解決すると思います。


  • 聖地エルサレム。
    過去3000年にわたり話題が絶えない地域。
    宗教という普遍的な強さを感じます。
    生きる支えになると同時に洗脳の道具にもなる宗教とどう付き合っていくか。
    馴染みの薄い日本では、想像することが難しいですが、そんな日本だからこそ出来ることもあると思います。
    色々と考えていきたいですね。


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