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キーワードは標準化と既得権益の打破.
「コンテナ物語」https://amzn.to/2L6wmG8 という本が面白いですよ.
「コンテナ」は20世紀最大の発明品の1つといわれています.貨物船が接岸すると,停泊時間を短くするために(船舶にとって停船時間は無駄コスト),岸壁にそびえ立つ巨大な「ガントリークレーン」(通称「キリン」)によってコンテナを決められた順番で素早く積み降ろしする.これが現在の貨物船の荷役作業である.また同じコンテナはトレーラー,貨物車,飛行機にも搭載される.
1956年,アメリカの陸運業者マルコム・マクリーンは,コスト削減と交通渋滞回避のため運賃の安い沿岸航路に目をつけ,トラックから「箱」だけ切り離して船に載せるアイデアを思いつき実行する.今からすると単純な発想のように思うが,そうは簡単に進まない.昔の映画の波止場のシーンを思い浮かべてみる.馬やクルマや人が絶えまなく騒々しく行き交い,喧噪が絶えない光景.船の荷揚げ荷下ろしの作業は多くの労働力を要する仕事であり,沖仲士と呼ばれるこれらの港湾労働者は体力自慢の荒くれ者が高賃金を稼ぎ出す花形の職種であったのだ.しかしコンテナの登場により,彼らの仕事は消滅の憂き目に合う.コンテナに積み込まれた貨物は,クレーンを使い,わずかの時間で積み下ろしが可能となった.そこに労働力が介在する余地はなく,職を奪われた沖仲仕の組合は抵抗した.また当局も陸上,海上輸送の兼業の禁止を盾に抵抗した.しかし結局,ひとつの職業が消滅した.既得権益の打破の典型例.
マクリーンは類まれなる実行力で困難を乗り越え,次々に船会社を買収,ベトナム戦争では軍事物資の輸送に食い込み,世界最大級の海運業者に飛躍.しかし,コンテナの将来性を全ての関係者が理解できたわけではなく,それによって港とそれを抱える町の発展に明暗が生じることになった.コンテナは国際標準化され,米国,欧州,日本,韓国,シンガポールなどは巨大なコンテナ専用埠頭を設置し,グローバル経済を支える構成要素となる.

ブロックチェーン物語もいつか綴られるでしょう.
ちょっと前書いてたあるペーパーの文献調査の流れで、たまたま学生さんに、IBMのこのケースのホワイトペーパー説明してもらったのですが、クローズドてマネージドされてる分、便利さが際立ってる気がしました ただ現実は、黒理由も含め、イロイロ抵抗したい方々がいらっしゃるでしょうから、普及は時間かかるでしょうねぇ なのでこっち↓のほうが早いかも

https://blogs.wsj.com/cio/2018/05/14/fedex-cio-says-blockchain-a-game-changer-for-supply-chain-visibility/
世界第三位のコンテナ海運会社であるCMA CGAの子会社のAPLは、アンハイザー・ブッシュ・インベブやアクセンチュアなどとともに、ブロックチェーンを基盤としたプラットフォームを今年3月にテストしたと発表。

ちなみに土屋プロの紹介する「コンテナ物語」は名著
コンテナ物語ラバーとしては興味深く読めた記事。ワクワクする。