【トレンド解説】なぜ今か?ゴルフ場を死に至らせる「構造問題」

2018/5/17
ゴルフ場の倒産が増えている。
今年倒産した大型のゴルフ場は、「JUNON女子オープン」の会場となっていた、「上毛森林カントリー倶楽部」(群馬県吾妻郡)の経営業者。ここが2月、破産手続き開始決定を受けた。
さらに3月には「マルマンオープン」や「ダイワインターナショナル」の開催クラブとなっていた、「鳩山カントリー倶楽部」(埼玉県比企郡)が民事再生法の適用を申請した。
また、4月に入ってからも、「朽木ゴルフ倶楽部」(滋賀県高島市)が約77億3200万円の負債を抱え民事再生法の適用を申請しており、帝国データバンクでは倒産速報をそれぞれ配信した。
実際に、ゴルフ場倒産の推移を見ると、2018年は増加の兆しがある。