中国がクリーンエネルギーに力を入れる理由

2018/5/15
NewsPicksは、J-WAVE「STEP ONE」(毎週月~木 9:00~13:00)と連携した企画「PICK ONE」(毎週月~木 11:10~11:20)をスタートしました。
5月7日から17日まで、「PICK ONE」が富士通とコラボレーション。この期間は、AIやIoTといったテクノロジーやオープンイノベーション、働き方改革に精通するプロピッカーが登場し、旬のニュースを取り上げて解説します。
15日は、OECD東京センター所長の村上 由美子(むらかみ・ゆみこ)さんが出演。
5月17日、18日に開催される「Fujitsu Forum 2018」では、トークセッションを行います。詳細はページ下部よりご確認のうえ、ぜひご来場ください。
村上さんは、経済協力開発機構(OECD)に対する理解をアジア・太平洋地域で促進するために設立された、OECD東京センターの所長でいらっしゃいます。
今日は「3.11から7年、原子力を塩漬けにする日本的思考」(日経エネルギーNext)を題材にお話いただきました。

村上さんへの質問

Q1. SDGs(エス・ディー・ジーズ)」とは?
A. Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標という意味です。2016年〜2030年までの世界共通理念をつくるため、2015年に国連で採択されました。
Q2. クリーンエネルギーに対して、世界各国ではどのような動きが?
A. 最近では、特に中国が存在感を高めています。
二酸化炭素排出量をみると、最も多いのは中国、次いでアメリカですよね。この2カ国は2015年パリ協定に加盟し、削減に向けた動きが注目されていました。しかし昨年、アメリカが離脱を表明。
中国はアメリカが離脱をしてもクリーンエネルギーを促進する動きは止めず、積極的に進めています。
Q3. 日本の立ち位置は?
A. 技術的にはとても良いものを持っていますが、環境に優しいエネルギー政策をみると、中国に比べて不透明だと感じます。
高い技術力を持っていても、上手に日本の政策として体外発信できていないため、もう少し戦略的な動きが必要ではないでしょうか。
今回のニュースをはじめとした村上さんのコメントは、ぜひ以下からチェックしてみてください。

「Fujitsu Forum 2018」にてトークセッションを開催

5月17日、18日に開催される「Fujitsu Forum 2018」では富士通×PICK ONEがコラボレーションし、STEP ONEのMCとゲストでトークセッションを行います。事前にお申し込みのうえ、ぜひご来場ください。
【トークゲスト】(予定)
5月17日(木)15:00-15:45 玉城 絵美(H2L 創業者)
5月17日(木)17:00-17:45 山崎 俊彦 (東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 准教授)
5月18日(金)11:00-11:45 北川 烈(SmartDrive 代表)
5月18日(金)13:00-13:45 本間 充(電通マクロミルインサイトCDO)
お申し込みと、プログラムや展示の詳細、タイムテーブルはこちらからご覧いただけます。「共創」を多角的な観点で考えビジネスのヒントを得る場、ぜひともご参加ください。
5月16日は、三井不動産 ベンチャー共創担当の光村 圭一郎さんが出演予定です。こちらもお楽しみください。
【番組概要】
放送局: J-WAVE 81.3FM
番組タイトル: PICK ONE
ナビゲーター: サッシャ、寺岡歩美(sugar me)
放送日時: 毎週月~木曜日11:00~11:20(ワイドプログラム『STEP ONE』内)
番組WEBサイトはこちらをご覧ください