[東京 14日 ロイター] - 富士フイルムホールディングス<4901.T>は14日、米事務機器大手ゼロックス<XRX.N>が統合合意を破棄したことについて「ゼロックスが一方的に契約終了する権利はなく、そのような決断に至ったことに抗議する」とのコメントを発表した。今後訴訟や損害賠償を含めた適切な手段を取るとしている。
米ゼロックスには、一方的に契約終了する権利ない=富士フイルム
Reuters
2018/05/14
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コメント
注目のコメント
富士フィルムは損害賠償請求が認められる可能性はあるのか。買収自体はなくなったものの、その後どうなるかは引き続き注目したいです。
別の記事に1株当たり現金40ドル以上の買収提案なら反対している株主も検討すると書かれていましたが、いま一株29ドル台ですから40ドル以上というと3割以上アップ。そりゃあ検討しますよね。今回のXerox側の合意破棄に当たって、どういうリーガルチェックが行われたのだろうか?あと、合意契約書に際して、破棄可能な場合の定義や、破棄した場合の損害賠償条項の有無が気になる。