【大阪ベンチャー】ド商売は穴場だ。成功の秘訣は「非おしゃれ」

2018/5/16

次に、秀吉会理事の大脇氏が経営する「名入れ製作所」について聞いた。

この会社は、カレンダーのネット通販で業績をぐんぐん上げているという。カレンダーという一見、新しさを感じさせない商品のどこに、大脇氏はビジネスチャンスを見いだしたのか。大脇氏は大阪人らしいテンポ良い口調で、たっぷりと語ってくれた。

おむつをはいて就活を突破

──名入れ製作所は、どのような事業を行っているのですか。

大脇　われわれは、企業が取引先などに渡す、社名やロゴの入った「名入れカレンダー」をインターネット上で簡単にデザイン、注文できるサービスを展開しています。ネット通販なので価格を抑えることができ、お客さんにはたいへん喜ばれています。

──はじめに名入れ製作所を知ったとき、たいへん失礼ながら「この時代にカレンダー？」と思いました。

コメント

注目のコメント

• 合楽 仁美

  ライター バーとパンダと旅が好き

  ・2018年05月16日

  大脇さんは、同じ関西人でもびっくりするほどの「コテコテの大阪人」で、普通のことを話しているのに、すべて面白く聞かせるトークはさすがです。
  
  今回は撮影も担当しましたが、私の撮影技術が未熟なこともあり、大きな身振り手振りで話を展開する大脇さんの、ブレていない写真を探すのが大変でした。
  …というのは取材裏話です(^^)
• Tsuda Shogo

  ContractS株式会社 経営企画部長

  ・2018年05月16日

  "使われるに越したことはありませんが、実はカレンダーを使ってもらえるかどうかは、あまり関係ないんです。
  どういうことかというと、今までカレンダーを配っていた会社が今年から配るのをやめたら、「あの会社、大丈夫か？　景気悪いんちゃうか？」と取引先に疑われます。
  要するに、カレンダーを配ることは取引先への与信に繋がるんです。だから皆さん、カレンダー配りはうかつに始めたらやめられませんよ（笑）。"
  
  面白すぎるインサイト！！
• 青木 真也

  格闘技選手 ONEFC , DREAM , 修斗チャンピオン

  ・2018年05月16日

  「卓上カレンダーを置いて使う人は多い。」
  卓上カレンダーを使っています。個人で使えるので、卓上カレンダーのヒュ用は今後も安定すると思います。