イタリア「五つ星運動」と「同盟」が連立協議、大衆迎合政権誕生の可能性

コメント

注目のコメント

• 井上 哲也

  野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部　シニア研究員

  ・2018年05月10日

  難航しているイタリアの連立政権協議ですが、確かに獲得議席数だけを考えればこういう組合せになるということだと思いますし、まずはとにかく政治の停滞を脱するべきことも大事です。
  
  しかし、支持者の全く異なる両党が意味のある妥協を続けることは、明らかに難しく見えますので、再び不安定な政権を生むだけに終わる可能性もあります。
  
  選挙ではどの主要政党も財政拡張を主張していたので、皮肉にも、この連立政権の成立が、イタリアの財政見通しを特に悪化させることにはならないかもしれません。それでも、ユーロ圏の主要国の一角が政治的に一段と不安定化すれば、これから本格化するユーロ圏の統合の再強化に向けた議論に影響することが懸念されます。
• 齋藤 確

  中規模仏系外資のCFO

  ・2018年05月10日

  大衆迎合主義政党と極右政党の連立協議って、えらいレッテルの貼りようですね。ほんまかいな。