田舎から東大入って絶望した彼に北海道の単科大学教授が伝えたいこと
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注目のコメント
格差があるのは田舎出身者からは多くの賛同をあつめたので、無い無い尽くしではなく、地元に戻って気づきを与える教育なり啓蒙活動に貢献せよというのも、うなづけますね。
自分も地方を飛び回り、ハッカソンなどのイベントを仕掛けて考えるのは、場があれば機会があればそこでの気づきにより可能性が広がる若者(学生のみならず社会人も) が十分にいるという事です。
先日も釧路で開催した初の道東ハッカソンには地元から多くの学生が2日間参加してくれて様々な気づきを持って帰ってくれました。
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田舎出身者は地元に戻らないまでも、こうした格差克服のために田舎での教育や気づきのイベントに多かれ少なかれ貢献していただきたいものだと切に感じます。私が学生時代、オーケストラで知り合った宮崎の高校生が、僕に憧れて京大に行きたいというので、京都から遠隔で勉強方法を教えて、2回ほど現地入りして家庭教師(交通費のみ援助であとは無償)して合格しました。
その生徒さんの高校は、過去に京大合格者が一人もいなくて、地域にも進学塾などあまりないそうで、確かに環境の影響は大きいなとは思いました。私と出会わなければこうはならなかったかも。
逆に、そういう出会いさえあれば、場所は関係なくなっていくとも言えますね。僕は福岡出身なのですが、同級生の5割くらいは就職で上京してきて、3割は福岡、あとは各地というような比率になっています。
ちょっと乱暴に言ってしまうと、福岡に残った人たちは地元の友達や同僚と飲んだり野球観戦に行ったりというライフスタイルを重視していて、東京に出てきた人は仕事をガンガンやったりサイドワークに精を出したりしている。
流通や通信のインフラが整ったと言っても、思い切り仕事で勝負しようと思ったら日本国内だと東京に部があるし、もっと言えば中国とかミャンマーに行った方が良いという話になると思っています。そういったことは地方にいたってテレビや本からのインプットで分かります。
そんな中で地元に残るということは、保守性へのプライオリティが高いわけです。全員がというわけではなくあくまでも相対的な話。
つまりそこには地方格差だけではなく、家庭間の思想の違いも入り込んでくることになります。
仕事で勝負することが必ずしも是ではないので、それを格差というのは違うと感じますが、違いが生じているのは複合要因によるものと思います。