武田薬品が仕掛ける巨大M＆Aのメカニズムとは？
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株式交換。
15年前に、日本株式交換を可能にする会社法改正のために、何年間もいろいろな働きかけに努めました。
株式交換は「合併」の一種。つまり、役員会承認が必要。なのに、日本の産業界は誤報のプレスリリースなど出し手、「外国企業による株式交換は敵対的買収手段である」と＿＿ついた。すると、どこのに日本のmass mediaは本当の法律の事実を報道できなくなった。私がインタビューされても、違うことを報道した。
内閣府の対日投資会議という審議会に、60人の前に、「我々は（METIもふくめて）前々から努めたこの法律改正についてのこの誤報に対して、どうする？何か「間違った情報だったので、訂正お願いする」旨の手紙でも公表する？」と聞いた。大きいな会議室はまたく静かになりました。会長は巧に曖昧に返事して話題をそらした。
そのあと、日本の産業界が「ハゲタカがくる」、「日本企業が飲み込まれてしまう」、「売国」など、舞台裏でありとあらゆる種をまいた。私は一年以上、新聞・雑誌の方とはなしたが、二人の記者しか(最後に）法律の真実を書こうとしなかった。その一人は、記事を編集長ににだしたが、「これを掲載できない。経団連はこんなことを書いてほしくない」と言われた。その人は、一年もなくでその新聞を辞めた、優秀で、真の記者だった。
最終的に合理性が勝ったが、大変だった。そして、税務取り扱いを通じて、巻き返しが来た。やれやれ、、、その裏話しも実に情けない。
で、今は日本企業は「株式交換」を海外の会社の買収に使っている。反対方向の取引ですが、嬉しいです。
武田、よくやった。グロービスでも講師をされている森生明さんの記事です。M&Aの力学や戦略的意味、今後の見通しについて分かりやすく、かつ深いところまで解説されています！
要は新生武田が旧Shireの株主を納得させる経営ができるか、これに尽きるのではないでしょうか。株主の半分が新たに登場するわけですから武田へのガバナンスの圧力は劇的に変わって行きそうです。武田には知り合いの方が多いのですが、おそらくみなさんチャンス到来と考えているに違いありません。
