「紙一枚」で日本にも浸透させた国連「広報戦略」のすべて
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国連は日本でのSDGsの推進に当たって吉本興業と組んだのは正解。大勢の芸人がおもしろくマジメに取り組むことで認知が上がっています。なお、SDGsはゴールであり、それに対するアクションが大事。ユヌスさんと吉本興業が組んでソーシャルビジネスを全国展開するプロジェクトも始まりました。メセナやCSRと違い、吉本興業はこれを本業にする意向。上場企業では難しいことです。
"当初、キャッチフレーズを「World we want(私たちが目指す世界)」と決めた。しかし、国連広報センター所長の根本かおるはこう言う。
「世界中で協議を行い、オンライン調査では1000万人以上の方々が参加してくださいました。すべての人々を包摂するのがSDGsの目標です。キャッチフレーズでフォーカスするところを世界から個人に変えて、『誰も置き去りにしない(no one will be left behind)』にしたのです」"いかに伝えたい情報を一方的にではなく、伝えたいと感じさせず伝えられるか。
広告コミュニケーションの基本であり難しい点ではありますが、このように映画や芸人と結びつけて発信するのは効果的ですね。