10.”集合天才”を創り出せ – リーダーシップを超えた全員野球の組織づくり
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注目のコメント
リーダーシップに正解がないのは、チームの構成員やタスクの種類によって、最適な解が変わるからです。
例えば「勝てと言ってはいけない」というアドバイスがありますが、スポーツチームの場合、男子チームと女子チームでは全く考え方が変わります。一般に、女性の方がチーム内競争のストレスに強いので、激しくライバルと競わせ、またコーチとはプライベートを含む信頼関係を構築することが、良いチームになる傾向があるように思います。男子チームは逆効果になることが多いです。
「最高の結果を生み出すリーダーシップとチームマネージメントとは何か?」という問いはそれ自体がナンセンスな問いとなっていると思います。
そこにあるのは(主に日本や先進国における)ビジネスに参加する人(世代による考え方の違い、女性が増えている、など)、ビジネス形態の変化(小さな組織、短期の関係が増えている、など)のトレンドによる影響で、そうしたリーダーシップやチームマネージメントの考え方にどのような一般的な変化が起きているか、ということであれぼ語ることはできるでしょう。
こういう文脈で、テストステロンやオキシトシンなど科学用語を持ち出すとマジックワード化するのであまり好みません。そもそも制御するのが難しいし。薬品を使ってチームマネージメントするのが倫理的に許されるのなら、私なら合法的な依存薬物をガンガン使いますよ笑
「with love」をつけると良いというアイデアは面白いですね。最後は合理性を超えたところでしか結ばれない、ということなのでしょう。しかし、北斗の拳に出てくる南斗鳳凰拳伝承者"聖帝"サウザー(あるいはNARUTOのうちは一族)のように、誰よりも愛深きゆえに哀しみ苦しみも深くなり、やがて愛を棄てしまうこともしばしば。サウザーが最期に悟った、「愛ゆえのぬくもり」が大事ですね。
余談ですが、サウザーのような内臓逆位のショウジョウバエの遺伝子をサウザー遺伝子(Myo31DFsouther)と呼ぶそうですね。
http://www.nature.com/articles/nature04625
リーダーシップよりフォロワーシップだとか、マネージャーでもコーチでもいいとかいう話になるのは、リーダーの本質を曖昧にしているからでしょう。
リーダーとは、率先してチームの変化に対して責任を取る人(主体)の事です。>それこそリーダーの定義はいろいろありますが、最近では、リーダーというのはとにかくその組織の中で、誰かに夢を与えたり、元気にさせたり、少し笑顔にさせたり、競争心を湧かせたりする人であると定義されています。
こういうリーダーシップ溢るるリーダーは貴重な存在ですが、最近はマネジメントもできてさらにはプレイヤーもできるリーダーが求められている印象です。
(マネジメントだけできる人は要らない、という企業が多いと感じます)
記事中にも書かれているように、リーダーシップ/フォロワーシップは職階や立場関係なく発揮するべきものなので、若い方こそ意識して身につけるべきですね。
わたしはマネジメントが下手なのでずっとメンバーにマネジメント上手を一人入れるのを意識してきましたが、最近はそうも言っていられないので勉強中です。
ウィラー、キャニー、マスタニアンという切り分けはしっくりきますね。名前はややダサですが(笑)このチャプターで石川さんがセプテーニ佐藤さんの「⚫︎⚫︎with love」に被せて笑いを取ったので、次のチャプターで私もそれにテンドンしたら、悲しいくらいに滑った。