約束を破ったのは北朝鮮ではない、日本だ
月刊日本
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注目のコメント
約束を破ったのが日本なのか、北朝鮮なのかという議論は結論がでない堂々巡りの議論になると思う。いま必要なことは、1991年に始まって中断状態の日朝国交正常化交渉の再開、拉致を含む人権問題を日朝間で議論をする場を再度設けること、国交正常化のあと日本は2002年9月の日朝平壌宣言に基づいてどのような支援を行うことができるかという項目の提示、そして、核とミサイルに関する日朝安保対話の枠組み作りだ。それは安保協力のことではない。米国にとっての脅威になるICBMの発射を4月21日から中止することを発表したが、日本にとっての脅威である中距離弾道ミサイルの発射中止をなぜ北朝鮮は決定しなかったのか。それを問いただすチャンネルが日朝間にはない。国交正常化交渉再開は時間の問題と見ているが、まずは東京と平壌に連絡事務所を相互に設置して、日本の方針を北朝鮮に直接伝える手段の整備からはじめよう。今度は、米国や韓国が「日本が北朝鮮政策を勝手に変更して足並みを乱している」とはいわないはず。国益を踏まえた戦略的外交論が日本には皆無であるのはなぜなのか?
私は門外漢なので、有識ピッカーの反論コメント期待しています。
ちなみに北朝鮮が核放棄を過去2回約束したのは、1994年の米朝枠組み合意、2005年6者会議での核放棄合意においてでしたが、その約束がどうして破られたのかちょっと詳しく調べると面白いです。
過去の経緯を知らないと現状を正確に理解するのは難しいものですね。