ディズニーを快適に過ごせる、「空間のサイエンス」の秘密
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「非日常」を演出するため、あえてパーク内から外の世界が見えないようになっている話はよく耳にしますが、どうやらそれは序の口のようです。第2回は、アトラクションの位置関係や降りた後の「目線」、パーク内を回る向きなどを研究している山口教授に話を聞きに行って来ました。
ちなみに今回の記事では紹介できなかったのですが、山口教授は「パーク内でのカチューシャ(つけ耳など)着用率」を調べていたりもします。何割くらいだと思われますか?
観察の結果、答えは2割ほどとのことでした。ゴールデンウィーク真っ只中、夜中から入場門の前で並んでおります。。すでに人で溢れかえっており、とんでもない混雑ぶりです。混んでるのは分かっていながら、子どもが喜ぶのでいつも来てしまう。。まさに夢の国ですね(笑)。ようやくあと40分ほどで開門です!
うーん、あんまりサイエンス感がある記事ではなかったですね。。。左回り理論くらいでしょうか。。
ちなみに、ディズニーランドでは、ゴミ箱が必ず一定半径の中に存在するように配置されているようです。捨てたいと思ったときに見回せば必ず見つかるような距離感にすることで、ポイ捨てを極小化するみたいです。その上で、クリーンスタッフが縦横無尽に動き回ってるので、ゴミがかなり少ないと思います。
また、水飲み場の蛇口も(自分が見たときは全部ではなかったんですが)子ども用と大人用との蛇口の向きがちょうど向かい合ってるんですよね。飲み終わったあとの満足感溢れる表情を、まず親子ですぐ分かち合えるためとか。
また、白い紙吹雪がパレードなどで舞うことがあるんですが、紙吹雪の形は一般的な三角や四角ではなく、丸い形をしています。これは床に落ちたときに、たまたま3枚が重なったときにミッキーマウスに見えるかもしれないからと。この理由はほんとかどうか分かりませんが。シンデレラ城の花道の両側にある柵も、空いている穴がミッキーの形してます。
キャストの方も金銀などでランク分けされていて、胸のネームプレートのところに勲章がついているキャストがいます。スピリット表彰者ピンと呼ぶみたいです。金のキャストはなかなかレアキャラですね。勤続ピンとまぎわらしいんですが。
個人的には、ファストパスの発行アルゴリズムがディズニーの利便性を大きく高めたなあーと思いました。ファストパスの最適化でディズニーの楽しみ方も大きく変わりますね。
ディズニーランドって、こういったトリビアがかなりたくさんあるので、RPGのように掘っても掘っても、まだ色々見つかるという知的好奇心としての奥深さがあることが、個人的には魅力に感じます。