“世界最大級”映画の都オープン、中国
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はたして、世界の映画製作企業がここに集まるのか。
合作ならば中国国内で公開しやすくなる一方
表現の自由に一定の規制がかかる可能性がある。
「中国の不動産開発大手「ワンダグループ」が、およそ8000億円を投じて建設したもので、最終的には52のスタジオを持つ世界最大級の映画撮影所になります。」
「中国で公開される外国映画は年間30本あまりに制限されていますが、中国との合作であれば、国内映画の扱いとなるため、最近は多くのハリウッド映画が合作で作られています。」オープンできたのか。
Wanda自体は、2016年にゴジラのハリウッドでの版権をもつLegendaryなどの買収を一気に進めた(①)。この青島でのプロジェクトは、2013年から進めていたもので、ハリウッドの制作会社の呼び込みもしようとしていた(②)。
しかし、昨年にはHNAやAnbangなどと合わせて当局の要注意企業となり、資産売却(③)や融資中止命令(④)が出たりしていた。
本事業がどの法人で担当しているのかは分からないが、不動産事業を手掛ける中核法人には今年TencentやJD.com、Suningなどが約6000億円出資している(⑤)。
①https://newspicks.com/news/1880901
②https://newspicks.com/news/1849501
③https://newspicks.com/news/2361536
④https://newspicks.com/news/2374368
⑤https://newspicks.com/news/2785539もはや中国を無視して映画製作はあり得ない。製作費の4割を地元政府が負担して、更に内資映画として枠の制限を逃れれるとなれば世界中のフィルムメーカーは挙って進出する。国内市場の大きさは大きな力。日本もかつてはその力があったけど今では… これが国力。人口は力。理解する必要がある