【波頭×前田】「突き抜けたリーダー」は普通の人と何が違うのか

2018/4/30
特集の前半では、魅力的なビジョンを発信し、自らの圧倒的な努力を示すことで人を惹きつける「白いリーダー力」について、経営コンサルタントの波頭亮氏とSHOWROOM代表の前田裕二氏が縦横無尽に語り合う。

常識から解放された行動パターン

波頭 この対談では、今の時代における「現状を打破するリーダー」について考えていきます。
今後、日本社会や企業が新たなステージに進むためには、ある意味「突き抜けた」リーダーが現れることが必要ですが、私の目から見て、30歳前後の世代で前田さんは最も突き抜けた人物の一人だと思っています。
前田 恐れ多いです。自分では特にそういった意識がありません。ただ、最近僕が思うのは、常識を超えていたり、一歩前に進んでいるように映る人材は、多くの場合、自分自身ではそのことを意識していないことが多い、ということです。
そういう人たちはだいたい、「一歩踏み出す勇気が出ない」といった考えすらわかず、まず実践・行動する、という特徴があります。