セクハラはどうしたらなくなるのか―福田財務次官のセクハラ報道と世論からの学び
山猫日記
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注目のコメント
セクハラをはじめとするハラスメントは犯罪ではない。外形的に判断することができない性質のものだから。
ゆえに推定無罪の原則は当てはめようがない。第三者は告発を信用して推定有罪とするしかないし、その「推定」が認められるという前提がなければ被害者は告発したところで無意味であるところがセカンドハラスメントを受けてしまう。
筆者の論は正論であるようだけど、推定無罪の原則を元に組み立てられていて、むしろセカンドハラスメントを誘発してしまいかねないものになっている部分もあるように思える。
ハラスメントの問題は一筋縄ではいかない。筆者が提示したような旧来の論理ではうまく整理をつけることが不能な問題だ。
つまりはハラスメントの問題をうまく整理する新しい枠組みが要求されていて、それに答えるのが筆者のような人々の役割だと思うが、その要請に応えるようとするものだという印象は感じられない。構造の話は、わかりやすく解説してあると思います。けど、この意見は、今すぐ一般的にはならないでしょうね。(なるようだったらハラスメント全体の対応がいまのようなことにはなっていないと思いますし)