ヤマダ電機とビックカメラ、“経営がうまい”のはどちらか
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注目のコメント
色々論じていて、経営の「うまさ」を何で測るなかな、と思ったら結局ROE。それはそれで正しいですが、、
さて、両者に共通して気になるのはECの弱さ。家電量販店ではヨドバシが頭抜けていて1000億でダントツ。上新電機500億、キタムラ400億に続いて、ビッグは350億で4位。このあたりの危機感から、以前なら考えられなかった楽天との提携をしたということでしょう。ヤマダ電機はゲームサイトを作ったりの迷走を繰り返していてECは全く注力できておらず、色々探しても数字が見つからないので非公開なだけかもですが、ランキングにも登場しませんし、存在感も全くありません集中と選択がもてはやされた時代には多角化経営は自社の強みを活かせていない戦略として、非難されていた。逆にソフトバンクのような成功事例もあるし、富士フイルムや京セラなども事業の柱をいくつも立ち上げたことで会社の経営の安定を図っていたりもする。
「集中と選択」も事業多角化も成功させるのは簡単ではないし、経営は結局結果で評価される厳しい仕事。必ず成功する方法論は無いし、ある会社でうまくいった事例は時代が違ったり会社が違えばうまくいかないだろう。
家と家電というと、パナソニックの「家まるごと」というスローガンも思い出すが、結局スローガンだけで大したシナジーは生まれなかった。家電と家って近いようで遠いよなあ、とつくづく思います。