サイボウズ式：「時間外」に「好きなこと」で副業。これって、何か問題あるかなぁ？
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副業をやりたい人は、お金が欲しくて副業をするのか、只々趣味として副業をするのか。好きなことをして生きて行くことが可能になりつつある現代において、副業は魅力的である。また副業を通して、複数の分野にアンテナを張り、自分の立ち位置を模索して行くことができる。
一瞬思いついたのは、学校における勉強と部活の関係である。よくあることは、勉強に専念するために部活動を辞めるということである。進研ゼミなどの漫画によくある展開では、彼らは勉強に集中することができずに、結局勉強も部活も上手に両立している生徒に負けてしまう。極端だとも思われるが、実際にこういうことは十分起こりうると思う。
やはり、問題はモチベーションに尽きる。自分が何に触発されているのかをしっかり意識することが大切であろう。趣味としての副業をすることは、部活も勉強も両立する学生のように、全体的な生産性を上げるだろう。一方で、お金を稼ぐことを目的とした副業は、労働問題につながりうる。彼らに副業を許可するのか。それ以前に、その副業が金のためか趣味かを区別するのは無理である。いずれにせよ、副業が本業に差し障るのかを観察する期間を企業は持つべきであろう。
