【実録】イーサリアムに賭けた「日本人起業家」の野望

2018/4/28

ヴィタリクがアドバイザー

世界を舞台に活躍するブロックチェーンの「日本人起業家」といえば、彼をおいて他にいないだろう。
長谷川潤。タイに拠点を置く「Omise」の創業者だ。
2013年に起業したOmiseの提供する決済テクノロジーは、タイで爆発的に普及し、3大キャリアのうち2つが採用、非金融機関のペイメントとしてはトップを誇る。
さらに、2017年には、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)も実施。そのブロックチェーンプロジェクト「OmiseGo」は、イーサリアムのヴィタリク・ブテリンがアドバイザーに名を連ね、仮想通貨OMGは時価総額で世界20位以内をキープしている。
2015年にイーサリアムに魅せられてから、ブロックチェーンを用いて世界の決済を変えようと奮闘する長谷川の野望は何なのか。NewsPicks編集部が直撃した。